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エネルギー変換材料化学研究室

http://chem.tf.chiba-u.jp/gacb08/
karatsu
taniguchi
   
教授 唐津 孝
(工学部4号棟305号室)
准教授 谷口 竜王
(工学部5号棟305号室)
   

研究内容

  1. イリジウム錯体やシラン化合物による新規発光材料の開拓(唐津・矢貝)

    青色発光Ir錯体の光異性

    近年注目されている有機エレクトロルミネスッセンス素子などに用いられるリン光型発光材料であるイリジウム錯体や、蛍光型の発光材料であるシラン化合物の合成と機能評価を行います。発光材料の発光色、発光効率や耐久性(反応性)を支配している基礎的な学理を、時間分解分光法などを用いて解明し、さらに、デバイス化に有用な高分子化、デンドリマー化などを図って素子化するなどの応用研究を行います。

  2. 短寿命化学種の光化学とフォトポリマーへの応用(唐津・矢貝)

    開始剤のX線構造解析

    ラジカルやイオンラジカル種などの短寿命化学種を効率よく発生する分子(開始剤)や色素などを探索します。合成した新規化合物の励起状態での挙動を、レーザー分光などを用いて解明します。また、特に有用性が高い化合物については、フォトポリマーへと展開します。フォトポリマーとは、光に感応して様々な機能を発現するポリマーのことです。基礎的な光化学から、実用性を踏まえた応用的な研究が展開できます。


  3. 自己組織化による色素ナノ集積体の開拓 (矢貝・唐津)

    自己組織化とは、ある物体が自然に整った集合形態へと集合することを意味します。当研究室では、様々な有機色素分子を自己組織化させ、リング、コイル、ファイバー、球、シートなど、ナノメートルレベル(nm = 10?9 m)での魅力的な集合体を創ります。これら集合体を、原子間力顕微鏡などの最新のナノテクノロジーを用いて観測し、次世代ナノ材料として応用します。

  4. 微粒子を基盤とする機能性高分子材料の創製(谷口)

    高分子微粒子は塗料や接着剤などの工業分野だけでなく,電子機器,診断薬などの高付加価値材料への応用が進んでいる重要な高分子材料のひとつである。マイクロ,ナノサイズのコロイド特性は界面の影響を強く受けるため,界面化学的観点から重合場を設計し,表面構造を制御する必要がある。当研究室では,抗体を担持した医療診断用ラテックス粒子の合成,精密重合による表面修飾法の開発,有機/無機ハイブリッド材料の創製,ヘテロ環を含有するポリイミドを用いた液晶ディスプレイ用配向膜の作成などを通じて,機能性高分子の設計指針の確立を目指した研究を行っている。